【読書まとめ】ブランド人になれ!/田端 信太郎
読書要約の依頼をいただき、まとめさせてもらいました☺︎
《内容紹介》
個人の時代が到来し、もはや大企業の看板では生き残ることができなくなった。
これからは会社の名前より自分の名前が強い人が勝つ時代。
いかに自分の名前をブランド化するか、日本一のスーパーサラリーマンが徹底的に伝授する。
君がブランド人になる状況は完璧に整っている。by 田端 信太郎
「自分の名前で仕事をする『ブランド人』にならなくては、もうダメなのだ。」
これからビジネスマン・労働者の働き方の二極化が加速していく時代。
いかに『個』を活かしながら戦っていくかを強く発信してくれている一冊。
戦国時代の武将の戦い方(ブランド戦略)や数ある名言を引用しながら示してくれる現代の戦い方に自ずと熱量が上がっていきます!
▷今現在の働き方に悩んでる人
▷自己ブランディングをしたい人
▷ブランド人になって充実した日々を過ごしたい人
ブランド人になるための十ヶ条
①お客さまを「喜ばせること」
②「他人の幸せ」を考える
③「圧倒的努力」で大量の仕事をこなす
④孤独を恐れず「孤高の存在」を目指すこと
⑤「ワクワク感」を失い、システムの歯車になったら死んだも同然
⑥「大衆が何を求めているか」を察知できなくてはダメ
⑦家族と向き合うことで「理不尽を学べ、理不尽を楽しめ」
⑧常に「現地、現物、現場」を体感しろ
⑨「情報を得る」ための出費を惜しむな
⑩千里の道も一歩から。「最初の一歩」を踏み出せ
仕事の本質
汗水そのものに価値ははない
仕事のあるべき姿は「お客様に喜びを与えること」「他人の役に立つこと」だ。
「何をやらないか?」は「何をやるか?」よりも重要
「自分も相手も喜ばず、誰も幸せになっていない」「単純に面倒くさい」こういう仕事は、今すぐ躊躇なく切り捨てたほうがいい。
ハッタリをかませ!全てはそこから始まる!
目の前のチャンスに誰よりも早く「はい!」と名乗りをあげる。
実際にどう動くかは、それから考え始めたって遅くはない。
上司や同僚を熱狂に巻き込むことが何より重要だ
たった1人の熱狂は、やがて周りに伝播する。君がどんなに優秀であっても1人でできることは限られている。
必死に辻褄を合わせろ
アウトプットをしなければいけない状況に追い込まれれば、人はそのレベルに追いつこうと、学び、成長するものだ。
まずは虚像でも何でもいいから自分をステージに上げろ!虚が実を作るのだ。
「誰に知られているか」が重要
君がどれほどのノウハウを身につけているかは、これからの君のキャリアにとって大して意味をなさない。
知識やスキル、自己理解による強みの認知度が大切だね
発信者たれ
ネットとSNSをうまく活用する
サラリーマンとして会社勤めをしながら「個を際立たせる」ことが可能な時代になった。
光るアカウント
キャラを立て自分の声で身を切った意見を発信していかなければ、アカウントはブランドとしての光を帯びないものだ。
一番乗りのポジションを取ってしまう
何が何だか分からない手探り状態の中で、誰よりも早く試してしまう。
手を動かしながら考える。
こういう人はフォロワー数が伸びる。
大切なのは他者からの目線だ
自分が発信した情報が、誰にどういうTPOで受け止められるのか。どういう文脈で実生活に役立ててもらえるのか。そこにリアルな想像力を働かせなければ、多くのフォロワーを集める人気アカウントにはならない。
君たちが目指すのは、1000人程度のフォロワーを獲得することではない
ブランド人の世界はもっと先にある。
5000人、1万人、3万人、10万人とフォロワーを獲得するにつれて、君の目に見える風景は違ってくるはずだ。
まずはフォロワー1万人を目指せ!
ある値を超えると、おカネもブランド力も自己増殖を始めるんだって
人はどうなるのかわからない予測不能なことにワクワクする
どんなに優秀であっても予定調和で予測可能の安定した人生を送っている限りブランド人への道は拓けないのだ。安く定まるた書いて安定と読む。
正しいよりも楽しい道を、賢いよりもおもしろい道を選び取れ!
ブランド人たるもの未開の荒野を目指せ!
おわりに
「ブランド人になる」「個を活かす」
これらの言葉が強く印象に残る。
だが本書では徹底的に『相手目線に立つこと』および『周りを巻き込んで一緒に取り組むこと』の重要性を説いてくれている。
各章に書かれている強烈な物言いで間違えて受け取ってしまう箇所も多数あるように思う。
(会社は利用しろ。ツイッターフォロワー1000人いないやつは終わっている。etc)
その言葉の裏側にある本質的な意味を理解・実行することが大切。
是非とも、一度読んでみることをオススメします!
読了後3時間以内に出来るベイビーステップ(小さな一歩)を踏み出そう!
書籍情報
目次
第1章 君は誰を笑顔にしたか?
第2章 己の名をあげろ
第3章 会社なんて幻想だ。大いに利用せよ
第4章 市場を支配しろ
第5章 発信者たれ!
第6章 真っ当な人間であれ
第7章 たかがカネのために働くな
「もっと読んでみたい、詳しく知りたい!」そう思ったら↓
ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)
- 作者: 田端信太郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
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著者紹介
田端 信太郎
スタートトゥデイコミュニケーションデザイン室長。1975年石川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。NTTデータを経てリクルートへ。フリーマガジン「R25」を立ち上げる。2005年、ライブドア入社、livedoorニュースを統括。2010年からコンデナスト・デジタルでVOGUE、GQ JAPAN、WIREDなどのWebサイトとデジタルマガジンの収益化を推進。2012年NHN Japan(現LINE)執行役員に就任。その後、上級執行役員として法人ビジネスを担当し、2018年2月末に同社を退社。3月から現職。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Twitter @tabbata